冷え性とストレスの関係について
冷え性は体質的なものだから、とあきらめている人も多いようです。冷え性は体質的なものも原因の一つなのですが、ストレスの多い生活が冷えを感じやすくしているケースもあります。天気などの環境的ストレスや仕事・人間関係などの精神的ストレスは冷えとどのような関わりがあるのでしょうか。
ストレスが多い生活を送っていると、自律神経のバランスは崩れやすくなります。そうすると、外部の変化に対応する働きが鈍り、精神的ストレスだけでなく、寒さという環境的ストレスもそのまま受け止めてしまうといわれています。つまり、寒さというストレスを受けると、そのストレスをストレートに受け止めてしまい、その結果、いつもより冷えを感じやすくなってしまうということなのです。
普段と変わらない生活を送っているのに、ここ数年冷えを感じやすくなった、という人は、自分の生活を見直してみましょう。職場や家庭内などで、ストレスが増えていないでしょうか。
また、寒い部屋で何時間も過ごしていると、ストレスがたまることがあるそうです。
ストレスは、体温の調節機能を司る自律神経(交感神経と副交感神経)の働きに影響を与えます。交感神経は日中の活発な動作の源になる神経で、副交感神経は交感神経と正反対の働きをし、体を休めるときに適した状態を作ります。
例えば、冬の冷えた空気や寒風にあたったり、暖かい部屋から出たときなどは、自然に体が震えて、縮こまってしまいます。これは、寒さというストレスによって体温を逃がさないように血管を収縮させるためにおこります。この時は交感神経が副交感神経よりも活発な状態になります。
交感神経は精神的に緊張した状態を高める働きもするので、冷えた家の中で何時間も過ごすときは要注意です。自宅でゆっくり体を休めたいと思っても副交感神経が働かないので、いつまでたってもリラックスできない状態になってしまいます。
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