低体温と頭痛の関係

低体温冷えは「万病のもと」ともいわれ、頭痛や肩こり・腰痛・腹痛・生理痛・不眠・足やひざの痛みなどの不快症状が現れてきます。これらの冷えからくる症状を東洋医学では「未病」と呼び、病気になる前のサインとされています。

低体温というのは、簡単にいえば体の内部が冷えた状態のことです。体温が低いとどうして体調が悪くなるのでしょうか?

体温が低いと、新陳代謝が鈍くなり、内臓や神経など体全体の機能が低下するという困った状態になります。例えば、内臓の活動を支えている消化酵素は、体温が1℃下るとその働きは半分になります。つまり、低体温になると、胃腸や肝臓・腎臓などの働きが弱まります。

低体温では全身の血行も悪くなるため、酸素がからだの隅々まで行き渡りません。その結果、老廃物がたまりやすくなり、疲れや肩こり、頭痛、腰痛などの症状を招きます。肌の調子も悪くなります。

女性ホルモンも影響を受けるので、生理不順や生理痛、PMS(月経前症候群)など、色々とトラブルが起こりやすくなります。代謝不良は、むくみや肌荒れ、便秘といった体の不調だけでなく、集中力の低下や無気力など精神面にまで悪影響がでてきます。

では、低体温の目安とする体温はいつ計ればいいのでしょうか。

人の体温は早朝が最も低く、夕方に高くなるというように1日のうちでも変化します。さらに女性の体温は排卵前(低温期)と排卵後(高温期)で周期的に上下します。

低体温かどうかをチェックするなら、活動して体温が上がる前の起床直後に腋の下で測った体温を「平熱」と考えればよいといわれています。女性の場合は、生理の始まりから排卵までの約2週間の間に測った体温を目安とします。個人差はありますが、一般的に、体温が36℃前後なら適性体温、35℃以下なら要注意でしょう。

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