低体温と妊娠
低体温は冷え性に比べ自覚症状があまりないので気づきにくいといわれています。病気ではないけれど、なんとなく身体の調子が悪い…ということはありませんか?疲れやすい、肩がこる、肌荒れ、生理痛、生理不順、便秘がちなど、これらの症状は「冷え」が原因なのかもしれません。
低体温と妊娠は無関係ではありません。不妊症の方で、特に原因が見当たらず、治療の効果があがらない…。このような場合は、冷えが大きな原因のひとつと考えられています。冷えているという自覚がなくても、身体の内部の温度が低いために、機能が低下する場合もあります。
低体温の状態が続くと、血液の流れは悪くなります。血液には、栄養素や酵素の他に、身体の調子を整えるホルモンなどが含まれています。卵胞刺激ホルモンはエストロゲンという物質を分泌し、卵巣に刺激を与えて卵胞を成熟させるという役割をもっています。血液の流れが悪くなると、この卵胞刺激ホルモンが分泌しづらくなり、月経不順・卵巣機能低下・多嚢胞性卵巣などの排卵障害を引き起こします。
又、排卵を促進するホルモンの伝達が伝わらず、排卵が起こりにくくなってしまう場合もあります。このように低体温の状態は、ホルモンのバランスを壊して女性特有の疾患を引き起こしてしまうことがあるのです。
子宮や卵巣のある下半身は特に冷えやすいといえます。体温が下がると卵管を収縮させることにもなりかねません。そして、生理痛や生理不順、子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの原因にもつながっていくのです。
妊娠を望んでいる方にとっても「冷え」は大敵なのです。
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